特設会場
御年賀

・・・ 御年賀の起源 ・・・ |
お正月には古くから新しい年の神様(年神様)をお迎えして祀る習慣があり、
お正月の年始挨拶に訪問する際には「御歳魂(おとしだま)」と称して、年神様を祀る神棚や仏壇へのお供え物を互いに持参した習わしが起源とされています。 それがいつしか手土産を持参するという形に変わり、こどもたちへは「お年玉」、家人へは「御年賀」と表書した手土産を贈るようになったそうです。 |


・・・ 御年賀の贈る時期は? ・・・ |
正式には正月三が日(1月1日から3日)の間に行う年始挨拶の手土産として、直接持参するのが礼儀だそうですが、なかなか都合がつかないこともありますよね…。 三が日の間に都合がつかない場合であっても、松の内(一般的には1月1日から6日ですが、地域により15日迄というところもあるそうです)までの間に訪問するのが習わしだそう。 双方の都合により、松の内の間を過ぎて訪問することになった場合は、表書を「寒中見舞い」として持参するそうです。 |




・・・ 御年賀のお返し ・・・ |
本来は日頃大変お世話になっている方々に贈られるものであることから、贈られる側は特にお返しをしなくても…と考えがちですが、
御年賀はあくまでも直接訪問する際の手土産であることから、受ける側もわざわざ訪問してもらったことへの手土産を返礼として用意するのが礼儀だそうです。 表書は「松の葉」「御礼」などとしてお返しします。寒中見舞いの場合も同様だそうです。 |

・・・ 喪中の時はどうするの? ・・・ |
お歳暮はお祝いごとの贈り物、ではなく、普段お世話になっていることに対する感謝の気持ちを贈るものでありますから、ご自身や先方様が喪中の時でも、お歳暮を贈り合う事は差し支えありません。
ただし、紅白の水引はかけず、白無地の短冊熨斗を…。 先方様にご不幸があったばかりの場合は、忌明け後に贈るのがよいとされています。忌明け後まで待つと、お歳暮の時期を逃してしまう場合には、松の内が明けてから、立春までの間に、「寒中御見舞い」として…。 待ちきれない気持ちはあるかもしれませんが、年賀の「賀(祝うの意)」の字は使えません。松の内は避けるようにしましょう。 |




